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2015年10月18日日曜日

モチベーションを高める手順




モチベーションを高めるにはコツがあります。目標設定スキルの出番です。
時間差を作らずに、次の5つの要素を同時進行することで引き出します。時間差ができてしまうと、気持ちがまとまらないため、やる気が起こりにくいものです。

1) 目標達成ステップの踏襲
2) 達成の難易度(可能性)の判断
3) 達成時のよろこびの大きさ(満足度)
4) メリットとデメリットのバランス(不安とよろこびのバランス)
5) 具体的な計画(達成方法のマスター)
以上の5つの内容は次のようになっています。

▼1)目標達成のステップ
STEP 1. 目標達成を考える前の状態)
STEP 2. 目標達成について考えている段階
◎ 達成の難易度と満足度のバランス
◎ メリットとデメリット(気がかり)のバランス
◎ 適切な目標と具体的で適切な計画
STEP 3. 達成したいと思う段階(準備の段階 )
STEP 4. 達成するぞと実行する段階
STEP 5. モチベーション維持の段階
STEP 6. 達成による満足の段階

▼2)3)達成の難易度と満足度のバランス
達成の難易度の適正
達成の満足度の適正
* 適正について漠然とあれこれ考えますが、適正の程度は計画の充実によって調整できます

▼4)メリットとデメリット(気がかり)のバランス
1) 現在のメリット(しない場合のメリット)
2) 目標を達成しない場合のデメリット(しない場合のデメリット)
3) 目標達成した場合のメリット(した場合のメリット)
4) 目標達成する場合のデメリット(した場合のデメリット)

▼5)適切な目標と具体的で適切な計画
・原理原則を遵守している(お客さまを尊重している)
・良いサービスの条件を実現している
 1)商品=必要な商品・サービスがあるか 
 2)売場=商品・サービスが完全な状態か 
 3)ひと=気持ちがいいか
 4)販促=買いやすいか(販促とはひとのスキル)
 5)価格=コストパフォーマンスが高いか(費用対効果が優れている)


さて、冒頭に戻って説明します。
以下の5つの課題(条件)は、どれかひとつをすると効果が出るというわけではなく、ほぼ同時進行することから、モチベーションは引き出されます。
1) 目標達成ステップの踏襲
2) 達成の難易度(可能性)の判断
3) 達成時のよろこびの大きさ(満足度)
4) メリットとデメリットのバランス(不安とよろこびのバランス)
5)  具体的な計画(達成方法のマスター)
5つが同時進行しないと、全体像がぼやけてしまい、何度も気持ちが揺らぎ目標達成ステップを行ったり来たりしてしまいます。
そのうち考えているだけで止まってしまいます。
鉄は熱いうちに打てといいますが、打つ時期を間違って、揺らいでいる時期にスタートすると、覚悟が出来ていないため失敗します。
取り組む魅力は、達成時の満足度、実行したときの不安とメリットへの気づきの集合で創造されます。
いくら難易度が適切で、満足度も大きくても、実行段階での不安、いやな思いが強いと気持ちは引いてしまいます。
それでも取り組む決意をするには、不安を乗り越えられると思える具体的な計画がないと不安はなくならないので、行動にまで進みません。
しかし現実には、5つがバラバラに進行したり、何かが実行されなかったりして、いつまでも気持ちの整理ができないまま、モチベーションを引き出せずに準備不足でスタートしてしまうことが多いのです。
特に決め手となる具体的な計画が思いつかないと気持ちはあせるものの身動きできません。当然、結果は意にそわないものになります。
そうして出た結果をやる気がないからと結論づける場合が多いのですが、感覚的な安直な判断は決して望ましいものではないので気をつけたいものです。

特に経験がないことは、予測できないことがあるのが普通です。
あまり考えすぎても意味をなさない場合が少なくありません。
計画段階で考えられることは用意し、考えつかなかったことはその場で対処していくことが欠かせません。
つまり不測の事態は必ず起こる。だから不測の事態に遭遇しても悲観せず、自分の持てる力を使って乗り越えることを計画に織り込んでおくことです。
経験のないことは取り組まないとしていたら、いずれマンネリによって日々の意欲はどんどん低下します。
それを思うと、経験のないことへの挑戦は、とて も素晴らしく成長には不可欠。
経験のないことはいつも、どうしていいのか分からないところから始まります。
だから失敗する場合も多々あります。
だからといって、それを普通だとしていたら負けぐせがつきます。
やがては悲観的な気性を強めてしまうことになります。
経験があってもなくても、1)~4)までの葛藤に結論を出すのは「計画(準備)」です。
自分のできる範囲可能な限り準備することが、楽観的気性を身につける糸口になります。
自分のできる範囲で案外見落としがちなことが「聴く」ことです。
分からないことは積極的に「聴く(傾聴)」ように」するようにしましょう。
身近な上司、先輩はもちろん、本から街の光景まで自分が関わるすべてはその対象です。どこからも分かるまで聴くことはできます。

2015年10月14日水曜日

やらされ感をやる気に変えるライフスキル。

やらされ感をやる気に変えるライフスキル。Add Star

ライフスキルはビジネスに強い影響を与えています。ですから企業は「いい人材」を採りたいと活動します。しかし、採用後、「いい人材」は必要な専門スキルの修得に熱心になるものの、ライフスキルのアップには関心が弱いようです。
それはモチベーションアップと絡んでいますが、数多い要因が絡んだモチベーションの問題は、どうしても複雑です。その前に「ライフスキル」に注目することがモチベーションの問題を改善する上でより効率的になります。


成果主義を標榜しているのに、結局は結果主義になり、やる気を追求している。そんなことはありませんか?成果主義がブームになり、自主的なモチベーションアップを求めたものの、失敗に終わった過去はありませんか?
「額に汗してがんばった人が報われる」という意識が日本の精神風土に宿っています。
これにノーを突きつけたのが信長ではないでしょうか?NHKの連続ドラマ「江」での明智光秀との葛藤が興味深いです。光秀の報告は事実だけの報告に留まらず感情的な言葉がつきまといます。信長はこれを嫌います。国会中継を見ていたらキレまくっているかも知れません。
ホントは信長も「額に汗してがんばった人」が好きなのですが、結果を出す上でそれが必然になるだけで、重要なのは成果を出したか、どうかです。
ところが光秀のような意識が罷り通ると、感情的な行動を認めることになる。ここが面白いですね。信長は感情的な行動が多いように見える人物ですが、実はすごく合理的な人物で、ドラマ「江」では繰り返す戦いも天下統一による平和のためということになっています。そんな信長にとって、常に感情的な発言が多い光秀はもっともイヤなタイプになるのも当然かと思います。
結果主義になってしまう会社には、光秀的な発想が充満している場合が少なくありそのことへの改善が必要だということから、成果主義大流行になったと思うのですが、それがなぜダメになるのでしょう。
成果を出すためにはモチベーションが高くないとできない。そこで尻を叩きまくるということが起こってくる。すると光秀式に感情的な表現が好まれるようになってくる。感情的な表現をされると、上司も自分に共感してくれていると錯覚して安心してしまうのです。
しかし結果を変えるには行動を変えない限り、天の恵みがある場合を除いて結果が変わることはないのです。
一時間多く働くことは、一時間多くがんばるという意味ではなく、一時間分、多くの成果を出すことです。逆に1時間少なく働くことは成果を維持しながら休むわけですから、よりいままで以上の成果を出すことに変わりはありません。ですから知恵と工夫がより多く求められます。1時間少なく働いて同じ成果を出せるスキルを持って、1時間多く働くようにすると、より多くの成果が出せます。仕事とは、この繰り返しで、質、量、そして人を大きく育てるものです。
ところが「がんばっているのを認めてくれ」という発想には、知恵と工夫をしてより多くの成果を出すという意味ではないのです。知恵と工夫は貢献度のアピールに使われてしまっているのです。やらん気、やれん気がやれる気、やる気にならないで、やらされている気になっていて、やる気に見せかける作業になっているのです。つまり外に向かず社会に向いていることを意味しています。
尻を叩けば叩くほど、やれん気はやらされている気になります。やらされているとは言えないので、知恵と工夫でポーズ(見せかけ)に走ります。これが繰り返されると見せかけのやる気が組織に蔓延します。当人も成長が止まります。
やれる気に変えるには、やれる方法の発見こそ重要なのです。
それも教えていると言います。確かにそうかも知れません。しかしやれる気には「誰が」という問題がついて回ります。
「あなたにはやれそうと思えても、私にはやれそうにないのです。」という悩みがついて回ります。
あなたと私が違うのは、やる気の問題ではなく、身に着けているライフスキルの違いがあるのです。仕事にとりかかる以前の問題、つまり「自律」とそれを支えている「ライフスキル」の問題があるのです。
やらされ感をやる気に変えるライフスキル。についてもっと深めたいと思いませんか?